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2019-10-30

労働環境の変化について

こんにちは。齊藤マネージメントサービス 代表の齊藤です。
今日はここ数年の労働環境の変化について考えてみたいと思います。

早速ですが、リゲインという栄養ドリンクをご存知でしょうか。
私が丁度、大学生から社会人になるタイミングで一世を風靡したCMがありました。
「 黄色と黒は勇気のしるし 24時間戦えますか ♪♪」
CDも発売され、何とオリコンのトップ10に入りました。

それから約30年、日本の労働環境が大きく変化した事は、改めて申し上げるまでもなく、「働き方改革」が提唱されてから新聞紙上やテレビ等でこれに関連するキーワード(同一労働同一賃金、非正規雇用等)が語られない日はない状況です。

私は日本の労働環境を以下の様に考えております。
「 長く日本の企業風土として受入れられてきた働き方そのものが問題視される時代になった。」 
これらの背景として、
1.年功序列・終身雇用など「日本的な雇用慣行」の崩壊
2.労働者の権利意識の高揚
3.女性の職場進出
が考えられます。

ここに1,117,983件(前年比1.2%増)という数値があります。これは、先般厚生労働省より発表された全国における「平成30年度の総合労働相談件数」になります。
これは実際に労働基準監督署に労働者から相談が持ち掛けられた件数ですので、実情はこれを大きく上回る数の課題が内在しているのかもしれません。
また、東京都内では昨年11,668件(前年比2,061件増)の労働基準監督署における定期監督等が行われ、この内、約73%の事業所に対して是正勧告がありました。

労働法規はどんどん厳しくなっており、また、毎年改正される事もあり、きちんとした理解と対策をしていないと思わぬ事で足をすくわれかねません。

企業経営において人事労務管理は決して守りという側面だけではないと考えておりますが、足元がしっかりしていなければ、前向き人事労務戦略はおぼつきません。
弊事務所では、簡易的に「労務管理状況の見える化」をすることで課題の抽出をご支援しております。
多様化する働き方に対応しつつ、生産性を上げながら、経営者の皆様の「転ばぬ先の杖」​としてお役立て頂けましたらと存じます。

齊藤マネージメントサービス
代表 齊藤清仁

 

 

 

 

 

 

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