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2022-02-16

「社員を辞めさせない仕組み作り」について 

こんにちは。齊藤マネージメントサービス 代表の齊藤です。
過去2回に渡って、採用について考えてみました。
今日は、その後採用した社員を辞めさせない仕組み作りについて考えてみたいと思います。

1.採用後によくある話
採用後にこんな経験をされたことはありませんでしょうか。
◆一生懸命採用した社員から、突然辞めますと言われた。
◆ちょっと注意をしたら辞めますと言われ、来なくなった。
◆他にもっといい仕事があるので辞めますと言われた。
◆聞いていた話と違うので辞めますと言われた。       etc.

こう言われて、どう思われたでしょうか。
◆最近の社員は何を考えているかわからない。
◆そんなに強く叱った覚えはないのに。なぜ・・・。
◆最近の若いのは根性がない。昔はもっとがんばったものだ。
◆ちゃんと説明したんだけど                                                                   etc.
上記は、実際にあった話ですが、はたして、これでいいのでしょうか。

2.社員が辞める理由
なぜ社員が辞めるといいだすのでしょうか。理由はいくつかあると考えられます。
改めて皆さんも考えてみて下さい。
①採用に力を入れすぎるあまり、採用後の教育が行き当たりばったりで、現場任せになっている。
➁求人内容・採用面接時(入社前)の説明と雇用条件・実際の仕事内容(入社後)にギャップがあり、ニーズが満たされていない。
③自分や会社の将来の姿がイメージできない。
④職場、特に上司と部下の関係において信頼関係がない。職場に会話がない。過度の期待に耐えられない。
⑤会社に魅力がない。この会社にこのままいていいのだろうかとの思い。
⑥会社において必要とされていないとの思い。
⑦入社後は会社や周りが無関心。

3.人を定着させるための仕組み作りの必要性
一人当たりの求人費は、概ね、新卒採用の場合は約50万円、中途採用の場合は約40万円と言われています。会社を拡大しながら運営していくためには採用は不可欠です。
ただし、それ以上に採用した社員には長く働いて活躍してもらうことが重要です。そして、先々は会社に貢献してもらい、運営を任せられる人材になって欲しいと経営者の誰しもが考えます。その為には長く働いてもらい、その上で活躍できる様に社員に成長してもらう仕組みが必要です。
採用してはやめてしまう様な状況では、穴の開いたバケツで水を汲んでいる様なものです。この様な状況にならない為には、採用と併せて人が辞めない仕組みづくりの両方が必要ではないでしょうか。

4.仕組み作りに必要なもの
この仕組み作りに必要なものが、
①業務マニュアル
➁教育プログラム
③人事評価制度
になります。

一つ一つ見ていきたいと思います。
①業務マニュアル
業務マニュアルとは、業務を適切に行うための方法や基準を定めたルールブックになります。
目的は業務品質を保つことで、これには仕事の手順、判断の基準、付随する規則を記載します。
チームで仕事を行っているのはその方が仕事の進捗が早いからです。チームで仕事を行う為には、俗人的知識・俗人的経験の排除が不可欠です。また、人によって言う事が違い混乱したり良く判らなくなること、教える人によって社員の成長や成果が異なってくること、教える側の言い訳の排除などを防止する目的もあります。特に働く人が多様化している今、マニュアルはスムーズな業務運営には不可欠と言えます。

➁教育プログラム
教育プログラムは、現場における実力をつけるために時間を決めてあるべき姿にするために行う教育です。目先の業務処理を教えることだけが目的ではありません。
教育が計画性、段階的でないと実力がつかず、結果、成果もでません。また、教える側、教えられる側の双方不完全燃焼になります。
重要なことは学んだ先に、将来のあるべき姿を見える様にすることです。

③人事評価制度
人事評価制度とは、評価制度に基づき社員を育成して生産性を向上し、それにより企業の目標達成や業績アップを図る経営と一体化した人材育成制度です。
よく給与評価制度と理解されがちですが、それ以上に期待する役割、責任、果たすべき職務内容を明示すること、そして達成度、遂行度とそれに対する評価や処遇を連動させることがこの目的になります。必要な理由は、経営者と社員の仕事に対する考え方の違いを近づけることに他なりません。社員に仕事に対する自分なりの意識を持たせ質を上げるためには、社員一人ひとりが会社の将来像と自分の将来像を重ねられる様な姿を示すことが真の人材育成なのです。

今回は、社員を辞めさせない仕組み作りについて考察させて頂きました。
ご参考になりましたら幸いです。最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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